気まぐれなあとがき

すべてあなたとわたし宛て

思考の断片

懺悔します。
わたしは変わっているのではなく、変わっていると評価されたいがために奇を衒っているだけです。だってつまらない人間だと思われるよりおもしろい人間だと言われたいじゃないですか。変人とおもしろい人間がイコールで結びつくかと問われればそれは素直に頷けないけれど。

この記事はノートに書きなぐったセンチメンタルなことばを羅列しただけの、特に意味のない文章です。最初から意味がないんだから深読みしてはいけない。わかりましたね?

 

米津玄師のLemonの最後の歌詞、初めて聴いたとき「今でもあなたはわたしの怒り」と聴こえていたのをふと思い出した。ただの勘違いなのだけど、光よりも説得力があるように感じたのはわたしだけだろうか

 

「がんばって」と言われると「何を?」と聞き返したくなる。Good luck.くらいのニュアンスの日本語を開発したい

 

ことばで表現しようとすればするほど自分のボキャブラリーのなさに気づかされる

 

死にたいと思うことはあまりないが、「いまテレビの電源を消すように人生が終わったら最高に美しいのにな」と思うことは、よくある 

 

泣いたあとに鏡を見たら自分の顔に見とれてしまった。心の底から笑えないけど心の底から泣くことはできる。その事実に気づいてしまったら、なんだか、笑っている自分よりも泣いている自分の方がより本当の姿に近いような気がした

 

ちゃんと学校に行っていれば、毎日電車に乗っても平気な体だったら、薬を飲んでいなければ、人前で急に泣き出したりしなければ、わたしも普通の人間になれた?

 

どこにも属していないことも、仲間だと迎え入れられることも、嫌だと思うことがある。嫌というか、いっときの嬉しさのあと、すぐに迎合できない自分に気づいてしまって、わたしの居場所はここではない、消えなくては、と思う

 

誰にも知られたくなかったし、相談できなかったのも事実で、だけど本当は、誰にも理解されない可哀想な自分でいたかったのだと思う

 

わたしは盲目的に愛する、という行為にかなり強い嫌悪感を抱いていて、なにかの熱狂的なファンに対して冷ややかな視線を送ってしまうのだけど、向こうは向こうでなんにもハマれないわたしを冷めた目で見ているのだろうな

 

わたしが愛しているのは人間自身ではなくその人が持っている才能だと気づいてしまった。もう二度と恋愛はしたくない

 

才能の賞味期限は10年なんだそうだ。恐ろしいな

 

所属するコミュニティによってテンションが全く違うせいで生まれたときから自分を見失っている

 

昔読んだ『十三歳のハローワーク』に「小説家は最後の職業だからまずは他の仕事に就きなさい」みたいなことが書いてあって、今までそれを真に受けていたのだが、ここのところ「わたしにはもう物語を書くことしか道が残っていないんじゃないか?」という思いがどんどん強くなっていく

 

写真に残しておきたい思い出がない。すべては一瞬で過ぎ去るからいいのであって、きれいに切り取られたワンシーンには興味がない

 

「羨ましい」の意味で「ずるい」と言われるのが何よりも嫌いだ。わたしはやましいことなど何もしていないだろう?

 

いろんなものをすきになって、いろんなものから卒業して、わたしの手のひらにはいったい何が残るのか、ということをときどき考える

 

履歴書に書けないような特技ばかりある。そういう自分がちょっとだけすき

 

想像力は大切だけど、全く役に立たないときもあることを忘れてはいけない

 

書けなくても読めなくても生きていけるようになることが怖い

 

自分の名前を検索すると中三のときのわたしが出てきて、そこに書いてあった目標全部叶ってなくてごめんってなった。あなたは高校生の間に英検準一級取らないし留学もしないし日本語教師も諦めるし、東京オリンピックは延期されたよ

 

「住む世界が違う」以上に残酷なことばをわたしは知らない

 

「すき」と「付き合いたい」の間に存在する「すきだけど付き合いたいわけではない」の感情を大切にしていきたい

 

どうしようもない嘘つきだから合法的に嘘をつきたいという理由で小説を書き始めたのに、最近は小説の中でしか本当の気持ちを書けなくなってきた

 

最近人と関わるようになって初めて「孤独は寂しい」の意味がわかるようになってきて、人と話したあとの静寂とか虚無感とかに耐えられない。ちょっと前までは孤独でも楽しかったのに。どうして

 

「誰にも聞かれたくないことを書きなさい 」とは某小説家が先輩のベテラン小説家からかけられたことばであるが、誰にも聞かれたくないことを書いてみたら、全然おもしろくなかったな。すいません。次はもっとおもしろい文章を書きます。

 

さよならだけを楽しみに生きているところがあるな