ひたすらに眠るわ

あなた、まさか真実なんてものがあると思っていらっしゃる?

きまぐれ日記

6月にちょっと衝撃的な出来事があって、それから毎日楽しく暮らしていたら文章を書くのが億劫になってしまった。ちょっと衝撃的な出来事というのは、恋人ができたことだ。それ自体は喜ばしいのだけど、変化に弱いわたしは未だに受け入れられていないところがある。どうやらわたしが恋愛? してるらしい? ゑ? みたいな、ふわふわとしたこの感情! なんなんだこれは。恋人からは自分と付き合っていることは誰にも話しちゃだめだよと言われている。えーなんでよ? と不満を抱きつつも守っている。恋人が言うには「俺の名前を出したらみんな反対するに決まってるから」らしい。どういうことだよと思いながら、なんとなくそれ以上理由を聞けずにいる。恋人のあれこれを書くといろいろ怒られそうのでこのへんにしておこう。

 

7月何してた? いろいろ振り返ってみると何もしていないようで何かしらしていた。大学の講義に出かけたりレポート書いたり試験受けたりした。メンタルが弱いせいか試験前は必ず体調を崩す。今の環境でこれなのだ、就職なんぞしたらどうなってしまうのだろうか。就活のことを何も考えたくなくてあやふやにしたままだ。

 

【近況】ニュースを見るのがつらい。Twitterのトレンド欄を見るのもつらい。コロナだオリンピックだ、で、人々が怒りをぶちまけており、そういうのを眺めていると誰かの強すぎる感情がわたしのからだの中にす、と入ってくる感覚がある。そりゃ事態が事態だから怒るなとは言えないし、わたしが繊細すぎるのも問題なのだけど。なんか、最近(に限ったことではないかもしれないけど)、みんなで議論をして意見をまとめて結論を出すよりも、権威者が断言した極論に従えば正しい道に進めるはずだみたいな、そういう空気が蔓延している気がするのは気のせいだろうか。わたしは論破という行為自体がだいきらいなので余計にむかつく。ことばを大切にしない奴はいつか後ろから刺されるよ。

 

幸せな人間からコンテンツ力が失われていくように、わたしもおもしろくなくなってしまったらしい。もっと平和に、笑えるように、と考えていたのに、なんとなく上手くいかなくて、あーあって思っていたら1ヶ月以上ブログを放置してしまった。ただ、今に始まったことではない気がする。逃げているだけな気がするの。

 

おもしろいってなんだろうね。

 

ところで、この記事はわざと読みにくいように書いたんですけど、どうでした?

創作

初めて小説を書いたときの話をしよう。

小説を書く前は漫画を描いていた。絵が下手で横顔が描けないから登場人物が全員前を向いている、不自然すぎる4コマ漫画を量産していた。ピクトグラム星のピクトさんという全身塗りつぶしの棒人間みたいなキャラクターが地球にやってきて散々な目に遭う、みたいなストーリーだった。小学生だったわたしはなぜか自分の漫画に相当自信を持っており、親やら先生やら同級生やら、とにかく周りの人に手当たり次第見せびらかしていた。

絵が下手なくせに練習して上達しようという向上心がなかった。同級生にめちゃくちゃ絵の上手い女の子がいて、その子の真似をしようとしたこともあったけれど途中で挫折した。小学校卒業あたりからわたしはだんだん絵を描かなくなっていった。今になって考えてみれば、そもそも漫画をほとんど読んだことがなかったので、漫画を描かなくなるのは時間の問題だったような気もする。(余談だが、その同級生は芸術科のある高校から現役で藝大に入った正真正銘の天才だった)

漫画を描かなくなったときに、わたしはどうしようもなく孤独だと思った。

わたしは話すのが苦手だったから、描いた漫画を見せる以外のコミュニケーションの取り方を知らなかった。外の世界とのコミュニケーション手段がなくなった、と、当時のわたしは絶望した。それでも絵の練習をしてもう一度漫画を描こう、みたいな思考にはなぜか至らなかった。

 

中学二年のとき、わたしは夏休みの宿題として原稿用紙3枚の掌編小説を書いた。

note.com

(noteに当時の原稿を加筆修正したものを載せたので気になる方はどうぞ)

その前にも何度か小説らしきものを書いたことがあったけれど、全部途中で放り出していたから、この物語がわたしの最初の小説だった。冷房のない部屋でカルピスを飲みながら書いた記憶がある。蝉の鳴声とグラスの中の氷が溶ける音だけが響くあの部屋で、わたしはさらさらとシャーペンを走らせた。たしか1時間もかからずに完成した。夏休み初日のことだった。

物語はすぐに完成したのに、タイトルを決めるのには時間がかかった。これだ!と思えるタイトルが全然思いつかなかった。駅前の書店に行って背表紙を眺め、タイトルの研究らしき無駄な努力をした結果、「図書館の夢」という何のおもしろみもない名前をつけた。納得はしていなかった。

この小説を提出したら、国語の先生がおもしろいと言って、学年代表で地域の文集に載せてくれることになった。家に帰って母に自慢すると「すみには文才があるのよ」と誇らしげに言った。思えばその文集に載るのは4回目だった。母がいうには、自覚がなかっただけで、わたしの文章はいろいろな場面で褒めてもらえていたようだった。

数ヶ月後、胸の高まりをなんとか抑えながら、届いた文集をぱらぱらとめくった。「創作」と題された文章はたったみっつしかなく、しかも残りのふたつは教科書に載っていた小説の二次創作だったので、わたしの文章は心なしか目立っているように見えた。
活字になったわたしの小説は、拙く読みにくかったけれど、たしかにそこに存在していた。何度も何度も読み返しては音もなくニコニコ笑い、家族から気味悪がられた。

ふと紙面から顔を上げると、わたしはあの物語で描いた図書館の地下室にいた。まきとくるみが向かい合って談笑している横で、わたしはその様子をじっと観察していた。手元には下手くそなふたりの似顔絵が描かれた紙きれをそっと握っていた。その似顔絵は原稿用紙の隅っこに描いて提出前に消したものだった。
夢だということにはすぐに気づいた。涙で視界がにじむ中、これがほんとうの「図書館の夢」なんだと思った。おもしろくないタイトルだと思いこんでいたけれど、ちゃんと意味があったのだとそのとき気づいた。

 

わたしはあのときの気持ちを忘れられず、高校で文芸同好会を作ったり、インターネットで短歌を詠んだりして、未だに創作にしがみついています。何度ももう無理だと思ったし、なんなら今ももう無理だと思っています。わたしには才能がありません。それでも何かを妄想することが、それを書き留めることがどうしようもなくすきです。他人に読ませるかどうかはわかりませんが、たぶんわたしはずっと書き続けていくんだろうなと思います。 

わたしはいつもぼうっとしているので、こうして小説を書いていることもただの夢にすぎないと思うのです。けれど今、わたしの机の上にあのときの文集や原稿用紙があることもたしかなのです。

写真集



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誕生日はだいたいサーティーワンキャラメルリボンを食します。


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お花見よりもその後のおやつの時間の方が元気でした。


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B SIDE LABELだいすき。本名のせいでひよこグッズを集めてしまう。


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B SIDE LABELだいすき2。ハンネのせいでペンギングッズを集めてしまう。

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ペンケースの中身。シャーペン入ってないです。

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すきなお洋服。

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絵を描くのがすきです。

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イラスト系は下手です。

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困ったらこけしちゃんを描きます。


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小学生のとき描いたやつ。祖父がえらく気に入ってくれました。

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シュシュ。

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ドーナツ。

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誕生日になる瞬間に飲んでいたお酒。

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がんばります。

 

おわり。

執筆日記2

いま、この文章を書きながら泣いています。友人に言われたことがどうしても忘れられません。毎晩ふと思い出しては悔しい思いをします。いまも夜じゃないけど思い出していて、悔しいです。悔しくて泣いてる自分が嫌いです。そりゃあ課題を出されているわけでもないのに誰からも頼まれていないのにこうやって文章を書いているのは端から見たら気持ち悪いのかもしれません。小学校も中学校も高校もまともに行っていなかったのは明らかに普通の人生じゃないでしょう。友人はやさしいから、面と向かってそういうことを言ってくれます。ノリってこわいね。そのときはヘラヘラ笑って受け流しましたが、いままでもずっと嗤われていたんだろうなと思いました。口にしなかっただけで。

やっぱり、住む世界がちがったんだな、と思いました。

友人だと思っていたのはわたしだけだったのかもしれない。

偶数章を書き終わりました。この小説を、世に送り出すかどうか(公募に出すかどうか、といった方が正確ですね)、迷っています。正直誰にも見せたくありません。それでもとりあえず完成はさせようと思います。

最近暗いことばかり書いていてすみません。それでは。

愛人

愛人が風邪をひいた。

ばかだから風邪ひかないんだよね、なんてのたまっていたのはずいぶん前のことだ。ばかでも風邪はひくよ、とその場でいちおう言い返したけれど、あたしだって笑ったときに刻まれる目尻の皺にだまされていた。愛人だけでなくあたしもばかだった。

ほんとうなら今日会う予定だった。直前になって愛人から「なんか調子悪いかも」とLINEが来た。そのときあたしは3色目のアイシャドウを塗っている途中だった。きれいなグラデーションにならなくていらいらして、LINEの通知音にさらにいらいらした。もっと早く言えよ、って悪態をつきながら「大丈夫?」とフリック入力した。

「なんか寒気がする」
「熱は?」
「38℃ちょい」

じゃあ今日会えないじゃん、と思った。実際に口にもしたかもしれない。

「安静にしなさい」と送って、スマホをベッドに放り投げた。ついでにあたしもベッドに飛び乗って枕に顔を埋めた。一瞬しまったと思ったけれど、すぐに打ち消した。化粧なんて知らない。あとでカバーを取り換えればいいだけ、と、自分に言い聞かせる。

電話がかかってきたのはその1時間後だった。

画面を見なくても、愛人だとわかった。出なきゃと思うのに5コールくらい動けなかった。

今、この電話を無視したら、どうなるんだろうか。

そういうことを考えている自分にぞっとする。悪魔みたいだと思った。悪魔みたいな自分をゆるせなくて、左手で頬をぴしゃりと叩いたあと右手でスマホを取った。

「もしもし?」
「ごめん、なんか食いもん買ってうち来て」

愛人はそれだけ言って電話を切ってしまった。息づかいからして相当まいっているみたいだった。あたしは家に常備しているポカリスエットと、昨夜作ったラタトゥイユのタッパーを鞄に入れて、玄関を出た。

 

愛人と初めて会ったときのことを、あたしはまったく覚えていない。大学のクラスがたまたま同じだっただけで、立派な第一印象なんてものはなかった。

最初はちゃんと友だちだった。時間が合えば一緒に学食へ行く程度の関係だった。それがだんだん距離が近くなっていった。性格が似ているわけではないし、なにか共通の話題があるわけでもなかった。ほかに仲のいい人がいないわけでもなかった。周りの人はあたしたちの仲のよさに引いていたけれど、正直に言ってしまえば、あたしたちだって困惑していた。

ある日、クラスの女の子から、ふたりはつきあっているのか、と聞かれた。

あたしはいちおう驚いたふりをした。そうでもしなければゆるされない気がした。つきあってないよ、と即座に否定しても、うたがわれると思った。

「実はおれたち愛人なんだ」という声がした。

あたしは背後に愛人がいることに気づいていなかった。たったひとことでその場の空気が死んだように静かになった。あたしも、女の子も、愛人さえもなにも言わない。愛人の顔はあたしからは見えなかった。見えなくてよかった。どんな表情をしていても正解とはいえなかっただろうから。

あとから聞いたら「だって、ああでも言っておかないとしつこく聞かれ続けるじゃん」と愛人は答えた。悪びれるそぶりもなく、飄々としていて、あたしは苦笑した。普通は怒り出すものなんだろうけど、あたしにはできない。愛人はきっとあたしのそういう弱さを見抜いている。

友だちというには近づきすぎた。けれど、距離を取ろうと決心しても、なにを今さら、と思ってしまうのも事実なのだ。

 

玄関の鍵はかかっていなかった。愛人はいつもそうだ。ドアノブをまわしたときのあの違和感にはいつまでたっても慣れない。

人の気配を感じたらしい愛人があたしの名前を呼んだ。弱々しい声だったけれど、多少の演技が入っていることはあたしにもわかった。短い廊下をすすむと、愛人が布団で寝ている姿が目に入った。あたしはとりあえずポカリスエットを渡して、電子レンジをさがす。

「呼び出してごめん」と愛人はか細い声で言った。ポカリスエットの蓋をうまく開けられなかったらしい、布団に小さなしみができていた。

ラタトゥイユ持ってきた。レンジどこ?」
「冷蔵庫の上。てか、病人にラタトゥイユってセンスおもしろすぎる」
「文句あるならあげないけど」
「ないです。ラタトゥイユください」

あたしはケラケラ笑いながらラタトゥイユを皿に取り出して電子レンジであたためた。少なめに盛り付けてもあと2食ぶんはあったから、残りを冷蔵庫に入れた。ひとり暮らし用の小さな冷蔵庫には白味噌しか入っていなかった。

「ねえ、なんで白味噌なの」
「味噌キュウリを白味噌でやったら美味いんかなって思って昔買ってきた」
「……それどうだった?」
「想像にまかせる」

愛人はあたためすぎたラタトゥイユを無言でたいらげたあと、風邪薬を飲んでさっさと寝てしまった。あたしは皿を洗って適当な場所に片づけた。

皿を泡でつつみこみながら、あたしは想像した。

愛人がもういちど風邪をひいたとして、あたし以外の人間が見舞いにやってくる。おそらくその人はあたしよりもマシな看病をするだろう。昨夜作ったラタトゥイユじゃなくて、おかゆとかたまごうどんとかすりつぶしたりんごとかを愛人に与えるだろう。気を利かせて冷えピタを買ってくるかもしれない。無残な姿の冷蔵庫を見て、なにか食べられそうなものを見繕ってくるかもしれない。

いやだな、と思った。

あたし以外の人間が彼の看病をするのは、いやだな、と、思った。

ほんとうはずっと前から気づいていたのだ。あたしたちは関係性に名前をつけないことによって現実から逃れようとしている。友だち以上恋人未満の都合のいい異性として、お互いに利用している。都合が悪くなればいつでも切り捨てられる、そのくらいがちょうどいいのだと、思いこもうとしている。

あたしは冷えた手で彼の頬に触れた。彼は目を閉じたまますうすうと呼吸をしている。気持ちがよさそうに、口角を2ミリくらい上げて、眠っている。

あたしは、彼が起きたら、自分の思いすべてをぶちまけようと決めた。ずっとすきだったんだけど、もう愛人はいやなんだけど、恋人としてつきあいたいんだけど、あなたはどう思います?って、聞いてみようと決めた。

冷蔵庫からモーター音がする。白味噌ラタトゥイユしか入ってないくせに仕事はちゃんとしてくれる冷蔵庫。家電に対して憎たらしいと思ったのは、たぶんこれが最初で最後になるだろう。

あたしはいつのまにか泣いていた。悲しいのかさえよくわからない。けれど涙はどんどん流れてくる。

ねえ、あなたやっぱり、目を覚まさないで。

思考の断片

懺悔します。
わたしは変わっているのではなく、変わっていると評価されたいがために奇を衒っているだけです。だってつまらない人間だと思われるよりおもしろい人間だと言われたいじゃないですか。変人とおもしろい人間がイコールで結びつくかと問われればそれは素直に頷けないけれど。

この記事はノートに書きなぐったセンチメンタルなことばを羅列しただけの、特に意味のない文章です。最初から意味がないんだから深読みしてはいけない。わかりましたね?

 

米津玄師のLemonの最後の歌詞、初めて聴いたとき「今でもあなたはわたしの怒り」と聴こえていたのをふと思い出した。ただの勘違いなのだけど、光よりも説得力があるように感じたのはわたしだけだろうか

 

「がんばって」と言われると「何を?」と聞き返したくなる。Good luck.くらいのニュアンスの日本語を開発したい

 

ことばで表現しようとすればするほど自分のボキャブラリーのなさに気づかされる

 

死にたいと思うことはあまりないが、「いまテレビの電源を消すように人生が終わったら最高に美しいのにな」と思うことは、よくある 

 

泣いたあとに鏡を見たら自分の顔に見とれてしまった。心の底から笑えないけど心の底から泣くことはできる。その事実に気づいてしまったら、なんだか、笑っている自分よりも泣いている自分の方がより本当の姿に近いような気がした

 

ちゃんと学校に行っていれば、毎日電車に乗っても平気な体だったら、薬を飲んでいなければ、人前で急に泣き出したりしなければ、わたしも普通の人間になれた?

 

どこにも属していないことも、仲間だと迎え入れられることも、嫌だと思うことがある。嫌というか、いっときの嬉しさのあと、すぐに迎合できない自分に気づいてしまって、わたしの居場所はここではない、消えなくては、と思う

 

誰にも知られたくなかったし、相談できなかったのも事実で、だけど本当は、誰にも理解されない可哀想な自分でいたかったのだと思う

 

わたしは盲目的に愛する、という行為にかなり強い嫌悪感を抱いていて、なにかの熱狂的なファンに対して冷ややかな視線を送ってしまうのだけど、向こうは向こうでなんにもハマれないわたしを冷めた目で見ているのだろうな

 

わたしが愛しているのは人間自身ではなくその人が持っている才能だと気づいてしまった。もう二度と恋愛はしたくない

 

才能の賞味期限は10年なんだそうだ。恐ろしいな

 

所属するコミュニティによってテンションが全く違うせいで生まれたときから自分を見失っている

 

昔読んだ『十三歳のハローワーク』に「小説家は最後の職業だからまずは他の仕事に就きなさい」みたいなことが書いてあって、今までそれを真に受けていたのだが、ここのところ「わたしにはもう物語を書くことしか道が残っていないんじゃないか?」という思いがどんどん強くなっていく

 

写真に残しておきたい思い出がない。すべては一瞬で過ぎ去るからいいのであって、きれいに切り取られたワンシーンには興味がない

 

「羨ましい」の意味で「ずるい」と言われるのが何よりも嫌いだ。わたしはやましいことなど何もしていないだろう?

 

いろんなものをすきになって、いろんなものから卒業して、わたしの手のひらにはいったい何が残るのか、ということをときどき考える

 

履歴書に書けないような特技ばかりある。そういう自分がちょっとだけすき

 

想像力は大切だけど、全く役に立たないときもあることを忘れてはいけない

 

書けなくても読めなくても生きていけるようになることが怖い

 

自分の名前を検索すると中三のときのわたしが出てきて、そこに書いてあった目標全部叶ってなくてごめんってなった。あなたは高校生の間に英検準一級取らないし留学もしないし日本語教師も諦めるし、東京オリンピックは延期されたよ

 

「住む世界が違う」以上に残酷なことばをわたしは知らない

 

「すき」と「付き合いたい」の間に存在する「すきだけど付き合いたいわけではない」の感情を大切にしていきたい

 

どうしようもない嘘つきだから合法的に嘘をつきたいという理由で小説を書き始めたのに、最近は小説の中でしか本当の気持ちを書けなくなってきた

 

最近人と関わるようになって初めて「孤独は寂しい」の意味がわかるようになってきて、人と話したあとの静寂とか虚無感とかに耐えられない。ちょっと前までは孤独でも楽しかったのに。どうして

 

「誰にも聞かれたくないことを書きなさい 」とは某小説家が先輩のベテラン小説家からかけられたことばであるが、誰にも聞かれたくないことを書いてみたら、全然おもしろくなかったな。すいません。次はもっとおもしろい文章を書きます。

 

さよならだけを楽しみに生きているところがあるな 

 

続・外食の練習

約2ヶ月前、外食の練習と称して日高屋に行った話を書いた。

 

hirunelover.hatenablog.com

これが意外と好評で、なんとこの記事がきっかけでネットの知り合いが増えた。友人の友人がいきなり感想をくれて、わたしの友人の友人がわたしの友人になったのだ。調子に乗ったわたしは外食の練習をするたびにTwitterで報告するという謎の行動をとるようになった。きっとわたしのフォロワーは「まーた時田が変なことしてる」と思いながら、もしくは「時田がだんだん人間に近づいている……!」と思いながら、わたしに忖度しつついいねを押しているのだろう。なんかすいません。

今回はそんな外食の練習の続きの話をまとめてみた。前回ほどおもしろいエピソードが出てくるかどうかかなり怪しいが、一生懸命ふざけるのでついてきてください。

時田、モスバーガーへ行く

わたしは、ハンバーガーはマクドナルド派である。わたしは野菜が苦手なので、マクドナルドではダブルチーズバーガーとMサイズのポテトとオレンジジュースといういかにもお子様がすきそうなメニューを頼む。毎回「新しいメニューに挑戦したいな~」と言いながら、結局ダブルチーズバーガーセットを貪っている。このチャレンジ精神のなさには我ながらウンザリしている。

わたしのモスバーガーのイメージは、スターバックスのそれと似ている。つまり、いかにも仕事が出来そうなビジネスパーソンがお上品に食事をしている店、といったものだ。ハンバーガーを食べ終えた時点で口の端にケチャップがついているような人間(=わたし)は門前払いだろう。そんな人間はモスバーガーでなくてもいやだ。

では、なぜわたしがモスバーガーに足を踏み入れることになったのか。

柏木由紀ちゃんの動画に影響されたからである。


www.youtube.com

 

ハ~ゆきりん可愛い!モスバーガーをめちゃくちゃ美味しそうにもぐもぐしていらっしゃる!天使!最高!わたしもモスバーガー食べる!

……というわけで地元の駅前にあるフードコートにやってきた。何度も来たことはあるが普段はうどんしか食べないのでこれはある意味冒険である。冒険の規模が小さいとは口が裂けても言ってはならない。

モスバーガーとはほとんど初めましての関係だった。そもそもどんなメニューがあるのかよくわからない。わたしはとりあえずゆきりんに倣ってモスチーズバーガーとクラムチャウダーオニオンリングの代わりにポテトを注文した。

数分後、ブザーで呼び出されて商品を取りに行く。店員さんの爽やかな笑顔からトレーに視線を移すと、なんと商品がバケットの中に入れられているではないか!おしゃれすぎて失神するかと思った。ここで失神などしようものなら出禁にされても文句は言えない。危ない危ない。わたしは心の中で首をぶんぶん振った。

気を取り直して席に着いた。 まずはハンバーガーをひとくち頬張った。美味しい。何が美味しいってミートソースとチーズが口の中で絶妙に絡まりあうのがたまらなく美味しい。思わず笑みがこぼれる。続いてクラムチャウダーをスプーンですくって飲み、ポテトをつまむ。これもまた美味しくてにこにこしてしまう。わたしは無言でもぐもぐし続け、あっという間に完食した。

帰宅して鏡を見たら口元にしっかりミートソースがついていたのは、ここだけの秘密にしてほしい。

 

時田、ミスタードーナツへ行く

ミスドといえば高校生が放課後に長時間滞在する典型スポット、というのが小説その他フィクションから学んだ知識だ。たしかにファミレスよりも軽いノリで入れるし、食べ盛りの高校生ならばいくらでもドーナツを食べられる。わたし自身はあまり行ったことはないけれど。

そんなわたしがなぜミスタードーナツに足を踏み入れることになったのか。

柏木由紀ちゃんの動画に影響されたからである。


www.youtube.com

 

ハ~ゆきりん可愛い!ミスドのドーナツをめちゃくちゃ美味しそうにもぐもぐしていらっしゃる!天使!最高!わたしもミスドのドーナツ食べる!

 ……というわけで地元の駅前にあるフードコートにやってきた。何度も来たことはあるが普段はうどんしか食べないのでこれはある意味冒険である。冒険の規模が小さいとは口が裂けても言ってはならない。

実はここのミスドはつい最近リニューアルしていて、動線がかなり変わった。店は相変わらず人気で行列が出来ている。普段のわたしなら行列を見るなりササッと帰ってしまうのだが、ゆきりんがおすすめしていたドーナツをどうしても食べたかったので我慢して列に並んだ。

この日わたしが選んだのはゆきりんも食べていたもっちりフルーツスティックである。これは「からだににじゅうまる」シリーズという健康志向の商品で、ハニー味とシナモン味がある。わたしはシナモン味を選んだ。

ところでこの記事は外食の練習をテーマにしているが、今回のミスドはテイクアウトで食した。 太陽がぽかぽかしていて気持ちのよい日だったので、公園のベンチに座って食べることにした。通りがかりの子どもたちにジロジロ見られたが気にしない。

わたしはもっちりフルーツスティックシナモン味をためらいなく頬張った。美味しい。このドーナツは健康志向ということで摂取カロリーが低くなるよういろいろ工夫しているらしいが、だからといって味に影響はまったく感じなかった。もっちりを謳っているだけあって歯ごたえもあるし、ところどころ生地に練りこまれているドライフルーツがいいアクセントになっている。わたしは無言でもぐもぐし続け、あっという間に完食した。

帰宅して鏡を見たら口の周りにしっかりとシナモンがついていたのは、ここだけの秘密にしてほしい。

 

時田、吉野家へ行く

3月下旬のある日、家族全員が不在で家にわたしひとりだけ、という日があった。こういう日にこそ外食の練習をするべきである。しかし食べたいものが思いつかなかったので例のごとくTwitterで知恵を募集した。

すると、数分で次のような情報が空リプで寄せられた。

自分が牛丼食べたことないから逆に行ってみてほしい 

牛ネギ玉丼おすすめです

持つべきものは(ツイ廃気味の)友人である。謝謝。

……というわけで地元の駅前にあるフードコートにやってきた。何度も来たことはあるが普段はうどんしか食べないのでこれはある意味冒険である。冒険の規模が小さいとは口が裂けても言ってはならない。

牛丼といえば吉野家だろう、と思ったわたしは吉野家の前で仁王立ちした。メニュー表を見てもなんだかよくわからなかったので、とりあえず目に付いた牛ネギ玉丼と、味噌汁と付け合わせがついたセットを頼んだ。付け合わせにはキムチを選んだ。ちなみに人生初キムチである。

牛ネギ玉丼は牛丼とネギと卵が別々の皿に入っていたため自分で盛り合わせるのだが、わたしはここで失敗をした。普通ネギを入れてから卵を載せるのに、卵を載せてその上にネギをかけてしまったのだ。しかも卵は丼の端っこに追いやられている。凡人ならここで落ち込むところだが、脳内の平野レミが「大丈夫!食べちまえばおんなじよ!」と励ましてくれたのでわたしはへこたれなかった。

卵の黄身を箸で崩して、大きめのひとくちを頬張る。美味しい。ほかほかのごはんとでかい牛肉と濃厚な卵と新鮮なネギ、これが組み合わさって美味しくないわけがない。人生初キムチもシャキシャキしていてよかったし、味噌汁もわたしのすきな具が入っていて若干テンションが上がった。わたしは無言でもぐもぐし続け、あっという間に完食した。

……ところで、柏木由紀ちゃんが吉野家の牛丼を食べている動画もあるので、あの、よかったらぜひ見てください。


www.youtube.com

 

外食の練習はつづく。